2008年06月16日
血圧の話
今年の夏も暑くなりそうですね。
夏に負けないように軽めでいいですから、運動習慣を続けましょう。
さて、今日は血圧の話をします。
最近は家庭用の血圧計が普及し、自分で、血圧を測定する人が増えてきました。1日の中で血圧が上ったり、下がったりするので、心配だと言う相談をよく受けます。
血圧というのは常に変動しているのです。寝ているときは低く、起きると高くなり、食事をしたり、トイレに行ったり、もちろん歩いたり走ったりするとまた変化します。
活動中は身体に酸素が必要なため、多量の血液を循環させ、酸素を全身に届けるために血圧が高くなります。逆に眠っている時は心臓を休ませるために血圧は低くなるのです。
血圧の多少の変動は心配ありません。例えば、「白衣高血圧」:医者の前で、血圧が高くなる人がいます。精神状態が血圧に影響を与えている例です。また、血圧は冬に高く、夏場には低いものです。 寒さは高血圧の敵。氷に手を入れただけで、血圧は上ります。寒さの刺激による。体温を逃がさないようにするためです。
【血圧を測定するときの注意】
血圧が正常な人でも一日に20〜30の変動があります。自宅で、リラックスした状態で、血圧を測ることには意義があります。
毎日決まった時間に測定する。朝起きたときと、夜寝る前のリラックスしているときが良い。
測定の30分前には、食事、入浴、喫煙、運動などはさける。
・測定の約5分まえはじっと安静にする。
血圧を測るときは心臓と同じ高さにする。
血圧は変動する物と理解し、気楽に測りましょう。
手首用よりも腕用がよい。
病院で測るより自宅の電子血圧計の方が高い目に出ることが多いようです。
このように、測定の機会によって誤差があるのですが、それだけでなく、どの部位で血圧を測るかによっても、値は違ってきます。
家庭用の血圧計には、手首で測るものや腕で測るものがあります。
血圧の測定は同じ条件つまり、同じ血圧計で測定するほうがいいでしょう。
高血圧は遺伝します。
「両親とも正常血圧である子供」に対して「両親とも高血圧の子供」は約3倍の発病確率があるといわれています。
両親とも正常 17.6% 1
父正常・母高血圧 33.5% 2倍
両親高血圧 48.4% 3倍
まずは自分の血圧を知ることが大切です。
数年前に受けた健康診断の結果はあてになりません。
高血圧は、年齢とともに増える傾向があります。 定期的に測定しましょう。
【WHOの分類】
正常 最大血圧140以下
最小血圧90以下
高血圧 最大血圧160以上
最小血圧95以上
境界型 正常と高血圧の間
治療目標は
最大130以下最小85以下