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2008年01月28日
「酒は百薬の長」?それとも「万病の元」?
今年初めてのブログです。本年もどうぞよろしくお願い申しあげます
さて、年末年始には、少しお酒を飲みすぎたという方も多いのではないでしょうか?

昔から、「酒は百薬の長」という言葉もあるとおり、お酒は量次第で身体にいいこともたくさんあります。
赤ワインで動脈硬化を防止!
赤ワインには、ポリフェノールと呼ばれるブドウの皮と種に多く含まれる天然物質の色素や成分が多く含まれています。ポリフェノールには動脈硬化を予防する働きがあるといわれています。
白ワインで食中毒防止!
白ワインは酸性度が高いために殺菌力が高いのです。
実際食中毒の原因でもあるサルモネラ菌を白ワインにつけたところ、47万個あったサルモネラ菌が10分後に60個に減ったという報告があります。
・ビールには美肌効果が!
ビールに含まれる麦芽には、美肌効果があるビタミンB2が含まれています。
このほかにもカルシウム、りん、ナトリウム、カリウムなどミネラル群が豊富に含まれており、美肌効果があるといわれています。
一方で、「酒は万病の元」という言葉もあり、量を過ぎるとさまざまな病気をもたらします。
脂肪肝:1日5合以上の飲酒を1週間くらい続けていると必ず起こるといわれています。 肝臓の細胞内の脂肪量が増えた状態のことです。
肝硬変:アルコールによって肝細胞の一部が破壊された状態をアルコール性肝炎といいます。何度も炎症を起こしていると肝硬変という状態になってしまいます。
高血圧:飲酒は動脈硬化などにつながり易い高血圧の原因にもなります。1日2合以上飲んでいると血圧が高くなるという専門家もいます。
アルコール依存症:現在230万人の人がアルコール依存症といわれています。過度の飲酒が身体に害を与え、社会や家族にも迷惑をかけていると知りながら飲まずにいられなくなる。これは心の障害です。 やはり、お酒とは、「適量」で付き合うのがいいようです。
では、この「適量」というのはどれくらいのことでしょう?
「二日酔いにならない程度。」「記憶を失わない程度。」など人の勝手みたいですが、医学的に適量を決めるのはお酒の「血中濃度」です。
体内に入ってアルコールは約20%が胃で、残りの80%が小腸で吸収され、血流に乗って全身を回る途中に肝臓で分解されます。肝臓での分解処理には限界があって、1時間で体重1kgにつき100ml程度といわれています。
処理し切れなかったアルコールは血中に戻り、再び体内を循環します。
血液中にどれだけのアルコールがあるかということが酔いの状態を決めますが、血流が良くなり、リラックスしたり、陽気になる「ほろ酔い」のときの血中濃度は0.1%。
これ以上はふらついたり、吐き気を催したりという酩酊状態に陥ってしまいます。
というわけで、お酒の適量は血中濃度が0.1%までに抑えられる分量をいいます。
具体的な量にすると 1日2単位まで。
お酒の1単位とは、
ビール1本  日本酒1合  ワイン3分の1本 焼酎0.6合 ウィスキーシングル2杯
お酒1単位に含まれるアルコールの量は大体22g前後。
体重60kgの人が30分以内に飲んだ場合、約3時間で分解される量に相当します。
体重が重いほどアルコール分解能力が高く、逆に女性などのように体重が軽い場合はそれだけ処理能力は弱いということになります。
寒い日が続いています。風邪など引かないようにお気をつけください。
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