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2007年09月21日
はじめまして!
こんにちは。

クリニックで水曜日の午後に漢方外来を担当させていただくことになりました栗山です。当クリニックでは現在今西先生が金曜日か土曜日に週一回漢方外来をしておられますので、これで 週2回漢方外来が開くことになります。でも、漢方外来って一体どんなときにかかったらいいのか分からない、と言う方も多いのではないでしょうか。今日は漢方が得意とする守備範囲についてご紹介させてください。
漢方医学に「未病を治す。」といういう言葉があるのをご存知ですか?
病院にいって西洋医学的に色々検査などを受けても特に異常がないのに、なんとなく肩がこったり、関節が痛かったり、便秘や下痢を繰り返したり、倦怠感や疲労感があったりして、先生から大丈夫と言われてもすっきりしないことってありませんか。
病気として治療を受けるほどではないけれど、健康とはいえない、こういう状態を「未病」といいます。女性なら、軽いめまいやのぼせ、いらいらなどの更年期様の症状や、冷え性や肩こり、子供さんなら風邪を引きやすい虚弱体質、お年寄りの病後の疲労が続いている状態なども「未病」の状態と言えるでしょう。
こういう、西洋医学的には治療を要する病気とはみなされない「未病」も、体質を改善し、「未病を治す。」漢方医学では治療対象となります。

「未病」以外でも、慢性疾患、たとえば花粉症や気管支喘息などのアレルギー性疾患、腰痛や関節症、便秘や過敏性腸炎症候群、女性の月経困難や不妊症、更年期障害、小児の夜尿症など様々な疾患に漢方薬は用いられます。
西洋薬による治療に漢方薬を組み合わせることでより効果的な治療を行なうことができる場合もあります。肥満症や高脂血症などの生活習慣病の治療は運動や食事療法が基本 ですが、漢方薬を組み合わせることでよりよい治療効果が得られたという報告もあります。

以上のように、漢方薬は様々な疾患に用いられますが、西洋薬との一番の違いは、同じ疾患、症状に対する治療を行なう場合に、患者さんの体質や病態によって様々な方剤が準備されていて、詳しい問診や診察によってそれらを使い分け、個々の状態に応じてきめ細かな処方を行なうことが出来ることでしょう。

今なら外来もゆったりしていますのでじっくりお話を伺って治療していくことが出来ると思います。また私も女性で、以前に、女性漢方外来を担当させていただいた経験もありますので、女性の患者様、いろいろ男性医師に相談しにくい健康についてのお悩みなどもありましたら御相談していただけたら、とも思います。お気軽に外来で御相談下さい。

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