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口腔ケアの効果について

2017年11月17日

 

自分の口から食べられることは、身体と心が健康であるために大切なことです。

そして、家族や友人と楽しく会話できることも活き活きとした生活にはとても重要なことです。

口腔ケアの目的は、むし歯や歯周病、口臭の予防だけではありません。生活にリズムを作り、食べること、話すことを支援し、QOL(生活の質)を高めるという大きな目的があります。

 

 

本日は 口腔ケアの効果についてお話させていただきます。

 

 

-口腔ケアの効果-

 

◎口腔ケアは、虫歯や歯周病の予防を目的にするだけでなく、誤嚥性肺炎や発熱、インフルエンザ予防効果等もあります。

 

  誤嚥性肺炎...口腔内は、食べかすや、それを餌にして繁殖した細菌の巣になっています。それが誤って気管から肺に入り(誤嚥)、肺で炎症をおこすことを「誤嚥性肺炎」といいます。

 

◎心臓病の予防

歯周病がある人は、心臓病になるリスクが高いと言われます。歯茎や口の中の粘膜が傷つき、その傷口から口腔内の歯周病菌が血中に入り込むと、動脈硬化を引き起こす原因となることがあります。

 

◎糖尿病の予防

血中に歯周病菌が入り込むと、 血糖値を下げるインスリンの障害になるとされています。さらに最近の研究では、歯周病による歯茎の炎症が糖尿病を発症・悪化させるこということが、明らかになりつつあるようです。

 

◎認知症予防

口腔ケアでは、歯や噛み合わせなどのケアも行います。歯でしっかりと噛めるということは、脳への良い効果が期待できると言われています。

よく噛んで食べる事は、消化の促進や食べ過ぎを防ぐ効果があることはよく知られています。それだけでなく、噛むことは脳への血流を増やし、脳の働きを活発にします。

うれしいのは、脳の若さを保ち、認知症の進行を遅らせるという効果が期待されることです。

噛むことは全身の運動にも関係があります。立ち上がる時や重い荷物を持ち上げるときなど、私たちは歯をかみしめることで力をだしています。

口腔ケアは歯や義歯だけでなく、舌や粘膜の汚れを取り除くことも大切です。もし、口内炎や治りにくい傷があったら、無理にみがかず、かかりつけの歯科医院でみてもらいましょう。また、詳しい口腔ケアの方法も歯科医院で指導してもらいましょう。